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リパーゼ
lipase
分類 | 生化学的検査 - 酵素活性検査 |
検査コード | 0131-000000 |
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JLAC10 | 3B180-0000-023-271-01 |
検体量 | 血清 0.6mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | 比色法 | 基準値 |
13~55
U/L |
実施料 | 24点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | リパーゼ |
臨床的意義
・リパーゼ(膵リパーゼ)は、膵で合成され、膵液中に分泌されてトリグリセリド(中性脂肪)を加水分解する消化酵素で、膵の障害によって血中に逸脱します。
・リパーゼは腎糸球体で濾過され、その後尿細管で再吸収・代謝され、尿中にはほとんど排出されません。腎不全では、腎における代謝・不活性化機構が障害され、高リパーゼ血症となります。
・膵機能の酵素検査としては、他にアミラーゼ、トリプシン、エラスターゼ1や膵フォスフォリパーゼA2などがありますが、リパーゼは簡便性、膵疾患特性からみて優れた検査です。
異常値を示す主な疾患・状態
異常高値:急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪期、膵嚢胞、膵癌の初期、腎不全、肝硬変
異常低値:慢性膵炎非代償期、膵癌(膵実質の広汎な破壊)、膵嚢胞性繊維症、糖尿病、急性肝壊死
検査値に影響を及ぼす要因
・高度の高トリグリセリド血症(乳び血清)や、高脂血症による急性膵炎の場合、低値傾向
保険点数
包括など | 生化学的検査(I)〔血液化学検査〕包括 |
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