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心筋トロポニンT (TnT)

troponin T 

分類 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査

検査コード 0185-000000
JLAC10 5C093-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 凍結  所要日数 1~3 
検査方法 ECLIA法  基準値 0.014 以下    
ng/mL
実施料 109点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 心筋トロポニンT(TnT)定性・定量 

検体取扱・備考

急性心筋梗塞におけるカットオフ値は、0.100 ng/mL以下です。

臨床的意義

・心筋トロポニンTは、心筋の筋原線維を構成する蛋白の一部です。
・心筋が損傷した場合、迅速に血中に逸脱して、心筋損傷の指標となります。
・出現のタイミングは、MbやH-FABPに比べるとやや遅れ、3~8時間から上昇しはじめ約12~18時間に最初のピークに達し、4~5日後に第2 のピークに達します。
・正常化するまでに1~2週間かかりますので、梗塞後数日経過した場合も検出可能です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:急性心筋梗塞、心筋炎、狭心症

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 心筋トロポニンIと心筋トロポニンT(TnT)定性・定量を同一月に併せて実施した場合、主たるもののみ算定する。