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レムナント様リポ蛋白コレステロール(RLPコレステロール)

remnant like particles-cholesterol 

分類 生化学的検査 - 脂質関連検査

検査コード 0342-000000
JLAC10 3F078-0000-023-271-01 
検体量 血清 0.4mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 酵素法  基準値 7.5 以下    
mg/dL
実施料 174点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 レムナント様リポ蛋白コレステロール(RLP-C) 

検体取扱・備考

 

臨床的意義

・レムナントは、「遺残物」を意味し中性脂肪を多く含むリポ蛋白(カイロミクロン、VLDL)が、血中での代謝過程で生じる中間代謝産物の総称です。
・通常、健常者ではレムナントは速やかに代謝され、血中にはほとんど存在しません。しかし、中性脂肪を多く含むリポ蛋白の産生亢進や、何らかの代謝障害があると、血中レムナントが増加します。
・レムナントの増加は、動脈硬化性疾患の発症と強い関係があり、動脈硬化の危険因子として有用とされています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:動脈硬化性疾患:心筋梗塞、狭心症、脳梗塞
       原発性高脂血症:Ⅱa 型、Ⅱb 型、Ⅲ型、Ⅳ型、Ⅴ型
       続発性高脂血症:糖尿病、甲状腺機能低下症、肥満、慢性腎不全、肝疾患

検査値に影響を及ぼす要因

・食事、特に高脂肪食の影響を受け、高値傾向

保険点数

注 釈 レムナント様リポ蛋白コレステロール(RLP-C)は、3月に1回を限度として算定できる。