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C1-インアクチベーター

C1 inactivator activity 

分類 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査

検査コード 0942-000000
JLAC10 5B045-0000-022-315-31 
検体量 血漿 0.3mL  採取容器 C
保存条件 必凍  所要日数 3~11 
検査方法 発色性合成基質法  基準値 70.0~130.0    
実施料 253点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 C1インアクチベータ 

検体取扱・備考

[検体取扱い上の注意]
採血後1時間以内に、遠心機の温度設定を18℃~25℃とし、遠心力と遠心時間は1500xgで15分以上または2000xgで10分以上遠心分離し、血漿を凍結してご提出ください。
凍結保存は-40℃以下で、家庭用冷蔵冷凍庫は使用しないでください。

臨床的意義

・C1-インアクチベーター(C1-INH)は、C1エステラーゼ(活性型C1s)活性に対する阻止活性因子として発見されました。
・その後、補体系(C1)のみでなく、線溶系(プラスミン)、凝固系(ⅩⅡa、ⅩⅠa)やキニン系(カリクレイン)に関与するセリンプロテアーゼ(蛋白分解酵素の一種)をも阻害することが判明しました。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常低値:遺伝性血管神経性浮腫、後天性血管神経性浮腫、肝疾患(肝硬変、劇症肝炎)

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし