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サイトメガロウイルス抗体(CMV) IgM

cytomegalovirus antibody, immunoglobulin M, serum 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス)

検査コード 1538-000000
JLAC10 5F194-1432-023-051-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 CLIA法  基準値 0.85 未満 (-)
判定基準:   基準値関連  
S/CO
実施料 200点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 グロブリンクラス別ウイルス抗体価(1項目当たり)(IgM型サイトメガロウイルス抗体) 

検体取扱・備考

 

参考資料

臨床的意義

・サイトメガロウイルスは初感染後体内に潜伏し、免疫能の低下により再活性化するため、臓器移植、輸血などに伴う医原性感染や免疫不全症候群などの日和見感染症の原因として注目されています。
・また、先天性サイトメガロウイルス感染症は、巨細胞封入体症として古くから知られており、胎内感染の起因因子の中で最も頻度が高く全出生児の0.29~0.42%といわれています。
・サイトメガロウイルスに対する抗体価をEIA法を用いて検出するものです。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:サイトメガロウイルス感染症

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 グロブリンクラス別ウイルス抗体価は、下記の項目のウイルスのIgG型ウイルス抗体価又はIgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する。ただし、ヒトパルボウイルスB19 は、紅斑が出現している15 歳以上の成人について、このウイルスによる感染症が強く疑われ、IgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する。

ヘルペスウイルス 風疹ウイルス サイトメガロウイルス EBウイルス 麻疹ウイルス ムンプスウイルス ヒトパルボウイルスB19 水痘・帯状疱疹ウイルス

同一ウイルスについてIgG型ウイルス抗体価及びIgM型ウイルス抗体価を測定した場合にあっては、いずれか一方の点数を算定する。
ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)と併せて測定した場合にあってはいずれか一方の点数を算定する。
同一検体についてグロブリンクラス別ウイルス抗体価を行った場合は2項目を限度として算定する。