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エコーウイルス抗体 7型  【NT法】 髄液

ECHO virus type7 antibody, CSF 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス)

検査コード 1666-000000
JLAC10 5F317-1430-041-151-05 
検体量 髄液 0.2mL  採取容器 U2
保存条件 冷蔵  所要日数 9~17 
検査方法 NT法  基準値 1 未満    
実施料 79点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(1項目当たり)(エコーウイルス) 

検体取扱・備考

エコーウイルス抗体検査一覧は別表をご参照ください。

参考資料

臨床的意義

・エコーウイルスは糞口感染し、季節的には夏季に多発します。
・エコーウイルスが関与する疾患としては、無菌性髄膜炎、中枢神経疾患、麻痺、発疹、ヘルパンギーナなどがありますが、臨床的にはコクサッキーウイルス感染と区別できないことが多いです。
・エコーウイルス感染症の血清学的診断には重要視されておらず、ウイルス分離後の裏付けとして有意義とされています。
・ペア血清における4倍以上の上昇を以って有意とします。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:無菌性髄膜炎、中枢神経疾患、麻痺、発疹、ヘルパンギーナ、心嚢炎、心筋炎、筋痛症、気道疾患、肝炎

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)は、治療上必要な場合に行うものとし、次に揚げるものを当該検査の対象とする。

アデノウイルス コクサッキーウイルス サイトメガロウイルス EBウイルス エコーウイルス ヘルペスウイルス インフルエンザウイルスA型 インフルエンザウイルスB型 ムンプスウイルス パラインフルエンザウイルスI型 パラインフルエンザウイルスII型 パラインフルエンザウイルスIII型 ポリオウイルスI型 ポリオウイルスII型 ポリオウイルスIII型 RSウイルス 風疹ウイルス 麻疹ウイルス 日本脳炎ウイルス オーム病クラミジア 水痘・帯状疱疹ウイルス

ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)に当たって、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても、所定点数のみを算定する。

同一検体についてウイルス抗体価の測定を行った場合は、8項目を限度として算定する。