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凝固第Ⅷ因子活性  

coagulation facter VIII 

分類 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査

検査コード 2000-000000
JLAC10 2B390-0000-022-311-31 
検体量 血漿 0.3mL  採取容器 C
保存条件 必凍  所要日数 3~8 
検査方法 ヒト欠乏血漿による補正法(凝固一段法)  基準値 78.0~165.0    
実施料 223点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 凝固因子(第Ⅱ因子,第Ⅴ因子,第Ⅶ因子,第Ⅷ因子,第Ⅸ因子,第Ⅹ因子,第ⅩⅠ因子,第ⅩⅡ因子,第ⅩⅢ因子) 

検体取扱・備考

[検体取扱い上の注意]
採血後1時間以内に、遠心機の温度設定を18℃~25℃とし、遠心力と遠心時間は1500xgで15分以上または2000xgで10分以上遠心分離し、血漿を凍結してご提出ください。
凍結保存は-40℃以下で、家庭用冷蔵冷凍庫は使用しないでください。

臨床的意義

・凝固第Ⅷは、肝臓で合成される凝固因子の一つです。
・活性化第Ⅸ因子およびリン脂質、カルシウムイオンと複合体を形成し、第Ⅹ因子を活性化させる内因系凝固因子です。
・先天性の欠陥は、血友病Aの病因となります。
・血友病Aでは、活性が1%以下を重症、1~5%を中等症、5%以上を軽症と分類しています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:妊娠、運動負荷、アドレナリン、デスモプレシン投与時
・異常低値:先天性(血友病A、血友病A保因者、von Willebrand 病)、後天性(第Ⅷ因子抑制物質の出現、播種性血管内凝固症候群(DIC)、線溶亢進状態)

保険点数