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凝固第ⅩⅢ因子抗原量

coagulation facter XIII 

分類 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査

検査コード 2005-000000
JLAC10 2B440-0000-022-062-31 
検体量 血漿 0.3mL  採取容器 C
保存条件 必凍  所要日数 3~6 
検査方法 ラテックス凝集法  基準値 70~140    
実施料 223点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 凝固因子(第Ⅱ因子,第Ⅴ因子,第Ⅶ因子,第Ⅷ因子,第Ⅸ因子,第Ⅹ因子,第ⅩⅠ因子,第ⅩⅡ因子,第ⅩⅢ因子) 

検体取扱・備考

[検体取扱い上の注意]
採血後1時間以内に、遠心機の温度設定を18℃~25℃とし、遠心力と遠心時間は1500xgで15分以上または2000xgで10分以上遠心分離し、血漿を凍結してご提出ください。
凍結保存は-40℃以下で、家庭用冷蔵冷凍庫は使用しないでください。

臨床的意義

・凝固第ⅩⅢ因子は、フィブリン安定化因子とも呼ばれ、トロンビンとカルシウムイオンにより活性化され、生成初期のフィブリンに作用して、強固なフィブリン塊を形成する働きを持っています。
・凝固最終段階に作用するのみならず、線溶系や創傷治癒にも関与していると推測されています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常低値:先天性(先天性第ⅩⅢ因子欠乏症)、後天性(重症肝実質障害、播種性血管内凝固症候群(DIC)、大手術後、悪性腫瘍、白血病)

保険点数