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ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)

heart type fatty acid-binding protein 

分類 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査

検査コード 3158-000000
JLAC10 5C091-0000-023-062-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 必凍  所要日数 3~8 
検査方法 ラテックス凝集法  基準値 6.2 未満    
ng/mL
実施料 131点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)定量 

検体取扱・備考

 

臨床的意義

・H-FABPは、心筋内の細胞質に豊富に存在している蛋白です。
・分子量が小さいので、心筋細胞が障害を受けると、速やかに約1 時間から上昇しはじめ、5~10時間後でピークに達します。
・心筋梗塞をはじめとする急性冠症候群の早期診断指標として有用です。
・ミオグロビンに比べ、心筋特異性が高いことが特徴です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:急性心筋梗塞、心筋傷害

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)定性又は定量は、急性心筋梗塞の診断を目的に用いた場合に限り算定する。
ただし、心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)定性又は定量とミオグロビン定性又は定量を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。