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BAP(骨型アルカリフォスファターゼ)

bone specific alkaline phosphatase 

分類 生化学的検査 - 酵素活性検査
内分泌学的検査 - 副甲状腺・骨代謝関連検査

検査コード 3508-000000
JLAC10 3B072-0000-023-052-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 2~4 
検査方法 CLEIA法  基準値  男 :3.7~20.9
閉経前:2.9~14.5
閉経後:3.8~22.6    
μg/L
実施料 157点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 骨型アルカリホスファターゼ(BAP) 

臨床的意義

・胆汁うっ滞などにより酵素の合成が亢進し、血中レベルが上昇します。
・ALPにはアイソザイムが存在し、ALP高値の場合にそのパターンを解析することにより、原因疾患を推定することができます。
・ALPアイソザイムの中のALP3分画は骨型ALPすなわちBAPと呼ばれ、主に骨代謝のマーカー(骨粗鬆症の骨形成マーカー)として単独で測定されています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:骨粗鬆症、悪性腫瘍の骨転移、副甲状腺機能亢進症、甲状腺機能亢進症

検査値に影響を及ぼす要因

・リチウム服用で高値傾向

保険点数

注 釈 骨型アルカリホスファターゼ(BAP)、インタクトⅠ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(Intact PⅠNP)、Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(PⅠNP)及びALPアイソザイム(PAG電気泳動法)のうち2項目以上を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

ALPアイソザイム(PAG電気泳動法)、ALPアイソザイム及び骨型アルカリホスファターゼ(BAP)を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
包括など 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括