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抗LKM-1抗体
anti-liver-kidney microsome 1 antibody
分類 | 免疫血清学的検査 - 自己免疫関連検査 |
検査コード | 5254-000000 |
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JLAC10 | 5G555-0000-023-023-33 |
検体量 | 血清 0.3mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~8 |
検査方法 | EIA法 | 基準値 | 17.0 未満(-) 基準値関連 |
実施料 | 215点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | 抗LKM-1抗体 |
臨床的意義
・抗LKM-1抗体は、腎の近位尿細管と肝細胞の細胞質と反応する自己抗体です。
・自己免疫性肝炎タイプⅡ型で認められます。・ 自己免疫性肝炎タイプⅠ型は、一般に中年以降の女性に好発し病態の進行も緩徐であるのに対して、自己免疫性肝炎タイプⅡ型の多くは、小児においてみられ、しばしば急速に重篤化することがあります。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:原発性胆汁性肝硬変、CREST症候群(原発性胆汁性肝硬変と合併)
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | ア 抗LKM-1抗体は、ウイルス肝炎、アルコール性肝障害及び薬剤性肝障害のいずれでもないことが確認され、かつ、抗核抗体陰性の自己免疫性肝炎が強く疑われる患者を対象として測定した場合に限り算定できる。 イ 本検査を実施した場合は、診療報酬明細書の摘要欄に抗核抗体陰性を確認した年月日を記載すること。 |
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