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HTLV-I抗体(ATLA) 【ラインブロット法】
human T cell leukemia virus type I antibody
分類 | 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス) |
検査コード | 5038-000000 |
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JLAC10 | 5F460-1430-023-833-11 |
検体量 | 血清 0. 2mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 4~12 |
検査方法 | ラインブロット法(LIA法) | 基準値 | 陰性 基準値関連 |
実施料 | 425点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | HTLV-1抗体(ウエスタンブロット法及びラインブロット法) |
検体取扱・備考
測定対象は、HTLV-1 抗体およびHTLV-2 抗体ですが、型別の報告はできません。
臨床的意義
HTLV-1(ヒトT 細胞白血病ウイルスⅠ型)は、成人T 細胞白血病・リンパ腫(ATL)やHTLV-1関連脊髄症(HAM)の原因ウイルスであり、一度感染するとキャリアになります。スクリーニング検査で陽性が確認された場合、ウエスタンブロット法による確認検査が行われていますが、判定保留率が高いことが問題とされています。
本検査は、ラインブロット法によりHTLV-1 抗体およびHTLV-2 抗体を検出する定性検査であり、現行のウエスタンブロット法と比べ、判定保留率の低減が期待されています。
異常値を示す主な疾患・状態
HTLV-Ⅰキャリア、成人T細胞白血病(ATL)、HTLV-Ⅰ関連ミエロパシー(HAM)
保険点数
注 釈 | HTLV-Ⅰ抗体定性、半定量又はHTLV-Ⅰ抗体によって陽性が確認された症例について、確定診断を目的としてウエスタンブロット法又はラインブロット法により行った場合に算定する。 |
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