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TBG(サイロキシン結合グロブリン)
thyroxine binding globulin
分類 | 内分泌学的検査 - 甲状腺機能検査 |
検査コード | 2401-000000 |
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JLAC10 | 4B045-0000-023-052-01 |
検体量 | 血清 0.3mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 2~8 |
検査方法 | CLEIA法 | 基準値 |
14.0~31.0
μg/mL |
実施料 | 130点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | サイロキシン結合グロブリン(TBG) |
臨床的意義
TBG(サイロキシン結合グロブリン)は糖蛋白であり、主に肝で合成され血中半減期が約5日の甲状 腺ホルモン輸送蛋白です。血中では甲状腺ホルモンの70%以上がTBGと結合しており、T4で0.03%、 T3で0.3%が遊離型として存在しています。T4値が異常である場合は、TBGの過剰または不足が疑われ ます。
新生児から思春期頃までは高めで、以降は減少し中年頃まで低値を保ちます。成人では、更年期前の 女性に比べて男性の方が低値を示し、妊婦では高値を示します。
異常値を示す主な疾患・状態
甲状腺機能低下症、遺伝性TBG増加症、遺伝性TBG減少症、甲状腺機能亢進症