臨床検査項目の検索結果
A/G 比
albumin/globulin ratio
分類 | 生化学的検査 - 蛋白検査 |
検査コード | 0039-000000 |
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JLAC10 | 3A016-0000-023-919-02 |
検体量 | 血清 0.6mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~2 |
検査方法 | 計算法 | 基準値 | 1.1~2.3 |
実施料 | 0点 | 判断料 | なし |
検体取扱・備考
TPとAlbより算出。A/G比=Alb/(TP-Alb)
臨床的意義
・ 血清蛋白は単一の成分であるアルブミンとそれ以外のグロブリンと総称される蛋白からなり、後者は大きくα1-グロブリン、α2-グロブリン、β-グロブリンおよびγ-グロブリンの4分画に分けられます。血清中の蛋白の全てを総称して総蛋白と呼びます。
・ これら血清蛋白には100 種類以上の蛋白が含まれており、血液浸透圧の維持や生体の防御機構などに関与しています。したがって、総蛋白、アルブミン、A/G比や蛋白分画を検査すると、健康・栄養状態や特定の成分が増減する疾患を判断するための指標となります。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:低・無γ-グロブリン血症
・異常低値:栄養不足、肝障害、蛋白漏出(ネフローゼ症候群など)、自己免疫疾患、感染症、悪性腫瘍、多発性骨髄腫
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし