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蛋白分画 キャピラリー電気泳動法
proteins fractionation
分類 | 生化学的検査 - 蛋白検査 |
検査コード | 5310-000000 |
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JLAC10 | 3A020-0000-023-237-00 |
検体量 | 血清 0.4mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | キャピラリー電気泳動法 | 基準値 | 基準値関連 |
実施料 | 18点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | 蛋白分画 |
検体取扱・備考
Alb:アルブミン
α1:α1グロブリン
α2:α2グロブリン
β1:β1グロブリン
β2:β2グロブリン
γ:γグロブリン
・溶血検体でのご依頼は避けてください。
臨床的意義
キャピラリー電気泳動法(CE)はセルロースアセテート膜電気泳動法(CAEP)のような固体の支持体を用いず、キャピラリーと呼ばれる管にバッファーを充填し電気泳動を行うもので、優れた分離能をもつことにより高感度・高精度に蛋白成分を分離し測定することができるため、血清検体では従来の5 分画(アルブミン、α1、α2、β、γグロブリン)から、βグロブリン領域をさらにβ1、β2 に分離した6 分画での報告が可能となりました。β位のM蛋白はβ2 領域にピークの出現が多いとされていますが、本検査はβ位のM蛋白検出感度がセルロースアセテート膜電気泳動法の2倍以上であり、β領域の2分画化はM蛋白血症の早期発見の可能性が高まるだけでなく、β位以外の分画(γ位、まれにα2 位)に存在する微小なM蛋白も検出可能です。
保険点数
注 釈 | 蛋白分画、総蛋白及びアルブミン(BCP改良法・BCG法)を併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。 |
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包括など | 生化学的検査(I)〔血液化学検査〕包括 |
管理料,他 | 慢性維持透析患者外来医学管理料 |