臨床検査項目の検索結果

γ-GT(γ-GTP)

gamma-glutamyl transpeptidase 

分類 生化学的検査 - 酵素活性検査

検査コード 0079-000000
JLAC10 3B090-0000-023-271-01 
検体量 血清 0.6mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 JSCC標準化対応法  基準値 男:86 以下
女:48 以下    
U/L
実施料 11点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 γ-グルタミルトランスフェラーゼ(γ-GT) 

検体取扱・備考

・基準値には飲酒群を含みます。

臨床的意義

・ 主に肝、腎、膵に存在します。
・ ALP、LAPなどとともに胆道系酵素と呼ばれます。
・ これらの酵素は肝内外での胆汁うっ滞時には同様の挙動を示しますが、γ-GTはこれらの酵素の中で最も鋭敏な項目です。
・ γ-GTにはアイソザイムが存在し、γ-GTが高値の場合に肝癌の検索のための一手段として用いられることがあります。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:アルコール性肝障害、慢性肝疾患、肝癌、慢性膵炎、薬剤性肝障害

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数