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トリプシン

trypsin 

分類 生化学的検査 - 酵素活性検査

検査コード 0138-000000
JLAC10 3B185-0000-023-062-01 
検体量 血清 0.4mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ラテックス凝集比濁法  基準値 210~570    
ng/mL
実施料 189点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 トリプシン 

検体取扱・備考

 

臨床的意義

・トリプシンは、膵から分泌される蛋白分解酵素で、膵のみから分泌されるため膵の病変や機能を特異的に反映します。急性膵炎のとき、血清アミラーゼが数日間で正常域に戻るのに対して、血中トリプシンは病態の推移を良く反映して高値を持続するため、経過観察に適しています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪期、膵癌(早期)
・異常低値:慢性膵炎の非代償期、膵癌(進行期)、膵全摘

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし