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ACE（アンギオテンシンI転換酵素）
anglotensin-1-converting enzyme
| 分類 | 生化学的検査 － 酵素活性検査 |
検査コード | 0170-000000 |
|---|---|---|---|
| JLAC10 | 3B325-0000-023-271-01 |
| 検体量 | 血清 0．5mL | 採取容器 | A1 |
|---|---|---|---|
| 保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3～6 |
| 検査方法 | 笠原法 | 基準値 |
7．0～25．0
U／L |
| 実施料 | 136点 | 判断料 | 生化学的検査（Ⅰ）（144点） |
| 保険収載名 | アンギオテンシンⅠ転換酵素（ＡＣＥ） | ||
検体取扱・備考
臨床的意義
・ACEは主に肺に存在しており、アンギオテンシンⅠを、強力な昇圧作用を持つアンギオテンシンⅡに転換する酵素です。
・同時に血管拡張作用を持つブラジキニンの昇圧作用を増強します。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値：サルコイドーシス、甲状腺機能亢進症、肝硬変、糖尿病
・異常低値：Crohn 病、慢性リンパ性白血病、多発性骨髄腫、慢性閉塞性肺疾患、甲状腺機能低下症
検査値に影響を及ぼす要因
・ACE阻害薬投与で低値傾向