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クリプトコッカス・ネオフォルマンス抗原

Cryptococcus neoformans antigen 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査

検査コード 0190-000000
JLAC10 5E140-0000-023-117-05 
検体量 血清 0.8mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 ラテックス凝集法  基準値 (-)    
実施料 166点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 クリプトコックス抗原半定量 

臨床的意義

・本検査は、病原性酵母菌であるCryptococcus neoformans の菌体周囲に存在する莢膜抗原を検出する血清学的検査です。
・クリプトコッカス症は、経気道的吸入により肺クリプトコッカス症を起こします。
・さらに、血行性に播種して、中枢神経系への親和性が高いため髄膜炎を併発しますが、皮膚、骨などに播種性病変を形成する場合もあります。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:クリプトコッカス症

検査値に影響を及ぼす要因

・トリコスポロン感染症で偽陽性を呈する場合あり

保険点数

注 釈 (1→3)-β-D-グルカンをカンジダ抗原定性、同半定量、同定量、D-アラビニトール、アスペルギルス抗原、クリプトコックス抗原半定量又はクリプトコックス抗原定性、アスペルギルスIgG抗体(ただし、慢性進行性肺アスペルギルス症と侵襲性肺アスペルギルス症の併存が疑われる患者に対して本検査を実施した場合を除く。)と併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。