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鉄(Fe) 血清
iron, serum
分類 | 生化学的検査 - 金属検査 |
検査コード | 0388-000000 |
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JLAC10 | 3I010-0000-023-271-01 |
検体量 | 血清 0.6mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~2 |
検査方法 | ニトロソPSAP法 | 基準値 |
男:58~188 女:48~170 μg/dL |
実施料 | 11点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | 鉄(Fe) |
臨床的意義
・鉄は、赤血球造血、DNA 合成、生体のエネルギー代謝に必須な金属ですが、過剰に存在すると活性酸素を産生し細胞障害を起こします。
・健常成人の総鉄量は約4gで、約2/3 はヘモグロビンに、1/3 弱がフェリチン、ヘモジデリンの形で貯蔵鉄として種々の臓器にプールされています。
・血清中の鉄は全体の0.1%程度です。
・トランスフェリンの1/3 は鉄と結合しています。これを血清鉄と呼びます。残りの約2/3 は鉄が結合可能な部分でUIBC(不飽和鉄結合能)と呼びます。
・TIBC(総鉄結合能)=UIBC(不飽和鉄結合能)+血清鉄
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:鉄過剰症、肝疾患、無効造血、再生不良性貧血、溶血性貧血
・異常低値:鉄欠乏性貧血、潜在性鉄欠乏症、栄養不良、真性多血症、慢性感染症、膠原病
検査値に影響を及ぼす要因
・日内変動あり(朝~高値、夕~低値)
保険点数
包括など | 生化学的検査(I)〔血液化学検査〕包括 |
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管理料,他 | 手術前医学管理料 手術後医学管理料 慢性維持透析患者外来医学管理料 |