臨床検査項目の検索結果
尿酸(UA) 血清
uric acid, serum
分類 | - |
検査コード | 0428-000000 |
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JLAC10 | 3C020-0000-023-271-01 |
検体量 | 血清 0.6mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~2 |
検査方法 | ウリカーゼPOD法 | 基準値 |
男:3.6~7.0 女:2.3~7.0 mg/dL |
実施料 | 11点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | 尿酸 |
検体取扱・備考
性・年齢を問わず7.0mg/dLを正常上限とし、これを超えるものを高尿酸血症と定義する。
(参考文献:高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第2版 2012年追補)
参考資料
臨床的意義
・核酸の構成成分の1つのプリン体の最終代謝産物です。
・食物(肉類、豆類、きのこ類、ビールなど)に含まれる核蛋白、体組織の崩壊による核蛋白などから生成されます。
・血中の尿酸はその3/4が尿中に排泄され、残りは胆汁中に排泄されます。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:一次性痛風:若年性痛風
二次性痛風:白血病、高脂血症、腎不全、糖原病Ⅶ型
・異常低値:生合成低下:キサンチン尿症、PNP 欠損症、肝硬変
二次性低下:Fanconi 症候群、Wilson 病、糸球体腎炎
検査値に影響を及ぼす要因
・サイアザイド系降圧利尿剤、ピラジナマイド、エサンブトール、サリチル酸などの投与で高値傾向
・プロベネシド、スルフィンピラゾンベンズブロマゾンなどの投与で低値傾向
保険点数
包括など | 生化学的検査(I)〔血液化学検査〕包括 |
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管理料,他 | 手術前医学管理料 手術後医学管理料 慢性維持透析患者外来医学管理料 |