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アンモニア(NH3)
ammonia
分類 | - |
検査コード | 0442-000000 |
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JLAC10 | 3C040-0000-031-271-01 |
検体量 | 除蛋白上清液 2.0mL | 採取容器 | G |
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保存条件 | 凍結 | 所要日数 | 1~2 |
検査方法 | 奥田・藤井変法 | 基準値 |
30~130
μg/dL |
実施料 | 50点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | アンモニア |
検体取扱・備考
[検体採取上の注意]
リンタングステン酸Na溶液4.0mL(G容器)に血液1.0mLを混合し十分に転倒混和したのち、速やかに遠心分離して上清をA2容器に移し替え、凍結保存してご提出ください。
臨床的意義
・アンモニアは、アミノ酸の代謝産物の1つで、肝、腸管、腎で産生されます。
・有害な物質で、特に中枢神経に強く働き、意識障害の原因となります。
・肝で処理され、尿素として体外に排泄されます。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:肝性昏睡、肝不全、劇症肝炎、肝硬変末期、門脈-体循環シャント、尿毒症、胎児赤芽球症、Reye 症候群、出血性ショック
・異常低値:低蛋白食摂取時、貧血
検査値に影響を及ぼす要因
・除蛋白不良や室温放置でデータが上昇する
・専用採血管内の除蛋白液と血液を十分混和し、速やかに遠心後、上清分離・凍結し提出するのが望ましい
・凍結できない場合は除蛋白後できるだけ早く冷蔵する