臨床検査項目の検索結果
1,25-(OH)2ビタミンD
1,25 dihydroxy vitamin D3
分類 | 生化学的検査 - ビタミン検査 |
検査コード | 0578-000000 |
---|---|---|---|
JLAC10 | 3G070-0000-023-001-01 |
検体量 | 血清 1.0mL | 採取容器 | A1 |
---|---|---|---|
保存条件 | 凍結 | 所要日数 | 4~9 |
検査方法 | RIA二抗体法 | 基準値 |
20~60
pg/mL |
実施料 | 388点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | 1,25-ジヒドロキシビタミンD3 |
臨床的意義
・ 1,25-(OH)2-ビタミンD は、脂溶性ビタミンであるビタミンD の代謝産物の1つで、活性型ビタミンD とも呼ばれます。
・生体内では、副甲状腺ホルモンと共同して血中カルシウム濃度の調整に関与しています。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:ビタミンD 過剰症、原発性副甲状腺機能亢進症、ビタミンD 依存症Ⅱ型、高カルシウム血症を伴うサルコイドーシス、小児特発性高カルシウム血症、粟粒結核
・異常低値:くる病、骨軟化症、骨粗鬆症、副甲状腺機能低下症、ビタミンD 依存症Ⅰ型、原発性低リン血症性くる病、低出生体重児性くる病、肝硬変、肝癌、慢性腎不全
検査値に影響を及ぼす要因
・ビタミンD 剤の服用
保険点数
注 釈 | 1,25-ジヒドロキシビタミンD3は、慢性腎不全、特発性副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、ビタミンD依存症I型若しくは低リン血症性ビタミンD抵抗性くる病の診断時又はそれらの疾患に対する活性型ビタミンD3剤による治療中に測定した場合に限り算定できる。ただし、活性型ビタミンD3剤による治療開始後1月以内においては2回を限度とし、その後は3月に1回を限度として算定する。 |
---|---|
管理料,他 | 慢性維持透析患者外来医学管理料 |