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1,5-アンヒドロ-D-グルシトール(1,5-AG)
1,5-anhydro-D-glucitol
分類 | 生化学的検査 - 糖代謝検査 |
検査コード | 0597-000000 |
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JLAC10 | 3D085-0000-023-271-01 |
検体量 | 血清 0.4mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | 酵素法 | 基準値 |
14.0 以上
μg/mL |
実施料 | 80点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | 1,5-アンヒドロ-D-グルシトール(1,5AG) |
臨床的意義
・1,5-AGは、主に食物から供給され、1 日の尿中排泄量と経口摂取量はほぼ同じです。
・構造はグルコースに酷似していて、どちらも腎の糸球体で濾過されたあと、尿細管で再吸収されます。
・高血糖に伴い尿糖の排泄量が増加している場合、1,5-AG は再吸収されずに尿中へ喪失され血中濃度が低下します。尿糖レベルが高いほど血中濃度が低下する糖尿病の指標です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常低値:糖尿病、その他高血糖を呈する疾患、腎性糖尿、慢性腎不全、妊婦(30 週以降)
検査値に影響を及ぼす要因
・異常ヘモグロビン血症の場合、高値傾向
・溶血性貧血や出血など赤血球寿命が短縮している場合、低値傾向
保険点数
注 釈 | ヘモグロビンA1c(HbA1c)、グリコアルブミン又は1,5-アンヒドロ-D-グルシトール(1,5AG)のうちいずれかを同一月中に併せて2回以上実施した場合は、月1回に限り主たるもののみ算定する。 ただし、妊娠中の患者、1型糖尿病患者、経口血糖降下薬の投与を開始して6月以内の患者、インスリン治療を開始して6月以内の患者等については、いずれか1項目を月1回に限り別に算定できる。 |
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管理料,他 | 慢性維持透析患者外来医学管理料 |