臨床検査項目の検索結果
ビタミンA
vitamin A (retinol)
分類 | 生化学的検査 - ビタミン検査 |
検査コード | 0609-000000 |
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JLAC10 | 3G015-0000-023-204-01 |
検体量 | 血清 0.3mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 5~13 |
検査方法 | HPLC法 | 基準値 |
27.2~102.7
μg/dL |
実施料 | 0点 | 判断料 | なし |
検体取扱・備考
[検体取扱い上の注意]
遮光保存してください。
別称:レチノール
臨床的意義
・ビタミンA は、脂溶性ビタミンの1つです。一般的にはレチノールのみをさしています。
・動物の成長、視覚に必須の物質で、生殖機能の維持、骨形成、上皮組織を正常に保ち、免疫機構を維持するビタミンです。ヒト組織内では主に眼と肝に存在します。
・β-カロチンは、ビタミンA の前駆体の代表で、ニンジンやカボチャなどに多く含まれています。
・摂取したビタミンA は肝に取り込まれ貯蔵されます。必要に応じて肝で合成されるレチノール結合蛋白と結合し、血中に放出されます。
・肝障害では肝にビタミンA が存在してもレチノール結合蛋白の産生が低下し、ビタミンA欠乏となります。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:ビタミンA 過剰症、過栄養性脂肪肝、高脂血症、腎不全、甲状腺機能低下症
・異常低値:ビタミンA 欠乏症、吸収不良症候群、肝疾患(過栄養性脂肪肝を除く)、閉塞性黄疸、甲状腺機能亢進症、感染症、外傷
検査値に影響を及ぼす要因
・紫外線、酵素との接触で分解され低値となるため、遮光・凍結保存する