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ミオシン軽鎖Ⅰ
myosin light chain I
分類 | 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査 |
検査コード | 0698-000000 |
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JLAC10 | 5C092-0000-023-023-01 |
検体量 | 血清 0.3mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 3~7 |
検査方法 | EIA法 | 基準値 |
2.5 以下
ng/mL |
実施料 | 184点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅰ)(144点) |
保険収載名 | 心室筋ミオシン軽鎖Ⅰ |
臨床的意義
・心室筋ミオシン軽鎖Ⅰは、心筋の筋原線維を構成する蛋白のひとつです。
・心筋が損傷した場合速やかに血中に逸脱するので、心筋損傷の指標となり、また、心筋壊死の範囲も反映します。
・出現のタイミングは、MbやH-FABPに比べるとやや遅れ、4~8時間から上昇しはじめ約5日目にピークに達します。その後正常化するまでに1.~2週間かかりますので、梗塞後数日経過した場合も検出可能です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:急性心筋梗塞、心筋炎
検査値に影響を及ぼす要因
・骨格筋と交差反応性があるため、骨格筋の変性(進行性筋ジストロフィー、甲状腺機能低下症など)では偽高値になる場合があり
・腎から排泄されるため、腎障害時には上昇
保険点数
注 釈 | 心室筋ミオシン軽鎖Iは、同一の患者につき同一日に当該検査を2回以上行った場合は、1回のみ算定する。 |
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