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トキソプラズマ抗体 IgG
Toxoplasma gondii antibody-immunoglobulin G
分類 | 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査 |
検査コード | 0822-000000 |
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JLAC10 | 5E156-0000-023-051-01 |
検体量 | 血清 0.3mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | CLIA法 | 基準値 |
1.6 IU/mL 未満 (-) 判定基準: 基準値関連 |
実施料 | 93点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | トキソプラズマ抗体 |
臨床的意義
・トキソプラズマは原虫であり、ネコを最終宿主とする細胞内寄生原虫で、あらゆる温血動物に感染し増殖します。
・宿主の免疫状態により、増殖は遅くなりますが、免疫力が衰えた場合は急激に増殖します。
・トキソプラズマ感染の大部分は、不顕性感染です。先天性および後天性トキソプラズマ症が疑われる場合は、抗体検査を実施することが重要です。
・IgM抗体は、初感染から2週間くらいから陽性となり、4~8週間にピークに達し、数ヶ月で陰性化します。
・IgG抗体はIgM抗体より遅れて出現し、1~2ヶ月でピークを示し数ヶ月~数年にわたり陽性を示します。
・PHA法はスクリーニング検査です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:先天性および後天性トキソプラズマ症
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし