臨床検査項目の検索結果
IgGサブクラス分画
immunoglobulin G subclass
分類 | 免疫血清学的検査 - 免疫グロブリン |
検査コード | 1185-000000 |
---|---|---|---|
JLAC10 | 5A050-0000-023-920-00 |
検体量 | 血清 1.0mL | 採取容器 | A1 |
---|---|---|---|
保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | TIAおよびラテックス凝集比濁法 | 基準値 |
IgG1:351~962 IgG2:239~838 IgG3:9~140 IgG4:11~121 mg/dL |
実施料 | 0点 | 判断料 | なし |
臨床的意義
・IgGは、IgG1~IgG4の4つのサブクラスに分画されます。
・IgGサブクラスは生化学的な活性や生体内での役割に違いがあり、これらのアンバランスや欠乏状態が単独、あるいは他の免疫不全状態に伴って存在し、易感染性状態を引き起こす病態として注目されています。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:
IgG型多発性骨髄腫(いずれか1 つのサブクラスが高値)
SLE(IgG1、IgG2、IgG3が高値)
関節リウマチ(IgG2、IgG3が高値)
アレルギー疾患(IgG4が高値)
AIDS(IgG1、IgG3が高値)
自己免疫性膵炎(IgG4が高値)
・異常低値:IgGサブクラス欠損症(単独あるいは複数のサブクラス)、小脳性運動失調症(IgG2、IgG4が低値)
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし