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免疫電気泳動 特異抗血清

immunoelectrophoresis, anti-specific serum antigen 

分類

検査コード 1191-000000
JLAC10 5A136-0000-023-086-49 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 6~10 
検査方法 免疫固定法  基準値    
実施料 218点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 免疫電気泳動法(特異抗血清) 

臨床的意義

個々の蛋白に対する特異抗血清を用いた免疫電気泳動では、より確実に個々の蛋白の同定・解析を行います。抗ヒト全血清に比べて、目的とする蛋白に関しては詳細な解析が可能であり、M蛋白血症を初めとする免疫グロブリン異常症の同定に用いられます。

異常値を示す主な疾患・状態

M蛋白の重鎖クラスおよび軽鎖の型の同定

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 ア 免疫電気泳動法(抗ヒト全血清)、免疫電気泳動法(特異抗血清)及び免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)については、同一検体につき一回に限り算定する。

イ 同一検体について免疫電気泳動法(抗ヒト全血清)、免疫電気泳動法(特異抗血清)又は免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)のうちいずれかを併せて行った場合は、主たる検査の所定点数のみを算定する。

ウ 免疫電気泳動法(特異抗血清)は、免疫固定法により実施した場合にも算定できる。