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セルロプラスミン
ceruloplasmin
分類 | 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査 |
検査コード | 1211-000000 |
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JLAC10 | 5C045-0000-023-063-01 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | ネフェロメトリー法 | 基準値 |
21.0~37.0
mg/dL |
実施料 | 90点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | セルロプラスミン |
臨床的意義
・セルロプラスミンは、肝臓で産生される蛋白で、銅の運搬と代謝、および鉄の代謝にも関与しています。
・血清銅の約95%はセルロプラスミンと結合しているため、血清銅はセルロプラスミンと並行して変動します。
・蛋白分画ではα2-グロブリン分画に属し、急性期蛋白としての性質をも持っています。
・炎症性疾患で増加し、活動性の指標となりますが、CRPなどと比べ鋭敏度で劣るため、単独で測定されることは少ないです。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患、組織壊死(心筋梗塞など)ほか炎症性疾患
・異常低値:肝機能障害、吸収不良症候群、Wilson 病、Menkes 病、セルロプラスミン欠損症
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし