臨床検査項目の検索結果

α2-マクログロブリン(α2-M)

alpha2-macroglobulin 

分類 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査

検査コード 1212-000000
JLAC10 5C035-0000-023-063-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 ネフェロメトリー法  基準値 男:100~200
女:130~250    
mg/dL
実施料 138点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 α2-マクログロブリン 

臨床的意義

・α2-マクログロブリンは、分子量約72万の巨大分子蛋白で、血清蛋白分画のα2分画に属します。
・主に凝固・線溶に関わる蛋白分解酵素に結合し、その活性を阻害する働きを持っています。
・巨大分子である性質から、蛋白尿を示すネフローゼなどの疾患でも腎から排泄されにくく、血中濃度が上昇します。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:ネフローゼ症候群、高エストロゲン血症、慢性炎症性疾患
・異常低値:線溶亢進(DIC、線溶療法時)、急性膵炎、前立腺癌(骨転移のある症例)、肝機能障害

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数