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Ⅳ型コラーゲン・7S

7S domain of type IV collagen 

分類 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査

検査コード 1229-000000
JLAC10 5C135-0000-023-052-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 CLEIA法  基準値 4.4 以下    
ng/mL
実施料 148点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 Ⅳ型コラーゲン・7S 

臨床的意義

・Ⅳ型コラーゲン・7Sは、Ⅳ型コラーゲン分子のN 末端の7S領域の部分を指します。
・Ⅳ型コラーゲンは基底膜の主要な成分です。
・正常な肝の類洞中には基底膜は存在しませんが、肝繊維化が起こるとⅣ型コラーゲンなどの基底膜構成成分が分泌され沈着し、一部が循環血中に漏出します。Ⅳ型コラーゲン・7Sもその一部です。
・肝小葉内の線維化を主とするアルコール性障害時に上昇します。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:アルコール性肝障害、急性肝炎、慢性活動性肝炎、糖尿病、甲状腺機能亢進症、間質性肺炎、心筋症、転移性癌

検査値に影響を及ぼす要因

・腎機能障害で高値傾向

保険点数

注 釈 Ⅳ型コラーゲン又はⅣ型コラーゲン・7Sは、プロコラーゲン-Ⅲ-ペプチド(P-Ⅲ-P)又はMac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体と併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。