臨床検査項目の検索結果
シアリルTn抗原(STN)
sialyl Tn antigen
分類 | 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査 |
検査コード | 1235-000000 |
---|---|---|---|
JLAC10 | 5D153-0000-023-005-01 |
検体量 | 血清 0.4mL | 採取容器 | A1 |
---|---|---|---|
保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | RIA固相法 | 基準値 |
45.0 以下
U/mL |
実施料 | 146点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | シアリルTn抗原(STN) |
検体取扱・備考
2024年8月8日より受託を一時中止させていただきます。
参考資料
臨床的意義
・シアリルTn抗原(STN)は、卵巣癌患者の血清中に高頻度に出現し、対応する産婦人科系の非悪性腫瘍の偽陽性率が低く、癌特異性が高いとされています。
・卵巣癌では、CA125 との併用で診断効率が高まります。
・経過は術後速やかに低下しますが、再発例では上昇します。
・さらに、術前のSTN陽性例が有意に予後不良であり、予後予測因子としても注目されています。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:卵巣癌(43%)、子宮頸癌(38%)、大腸癌(26%)、膵癌(27%)、胆道系癌(29%)、再発胃癌(67%)
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
包括など | 生化学的検査(II)〔腫瘍マーカー〕包括 |
---|---|
管理料,他 | 悪性腫瘍特異物質治療管理料 |