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BFP(塩基性フェトプロテイン)
basic fetoprotein, serum
分類 | 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査 |
検査コード | 1280-000000 |
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JLAC10 | 5D025-0000-023-023-01 |
検体量 | 血清 0.6mL | 採取容器 | A2 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~8 |
検査方法 | EIA法 | 基準値 |
75 未満
ng/mL |
実施料 | 150点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | 塩基性フェトプロテイン(BFP) |
検体取扱・備考
[検体採取上の注意]
採血後2時間以内に血清分離し、血清をA2容器に移し替えて冷蔵保存してください。
溶血検体は検査できません。
参考資料
臨床的意義
・BFPは、ヒト胎児の血清、腸および脳組織抽出液中に発見された胎児性蛋白です。
・CEAと同様に、臓器特異性の低い腫瘍マーカーです。
・悪性腫瘍での陽性率は、原発性肝癌、胆嚢・胆管癌、膵癌、睾丸癌、前立腺癌、卵巣癌では50~60%、子宮体癌、肺癌では40%台の陽性率が報告されています。
・良性疾患では、肝炎(40%)、子宮疾患(25%)、肝硬変、胆石症、前立腺疾患(10~20%)の偽陽性率が報告されています。
異常値を示す主な疾患・状態
・陽性:原発性肝癌、胆嚢・胆管癌、膵癌、睾丸癌、前立腺癌、卵巣癌、子宮体癌、肺癌
・偽陽性:肝炎、子宮疾患、肝硬変、胆石症、前立腺疾患
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
包括など | 生化学的検査(II)〔腫瘍マーカー〕包括 |
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管理料,他 | 悪性腫瘍特異物質治療管理料 |