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血液型 Rh(D)式

blood groups, Rho(D) factor 

分類 免疫血清学的検査 - 免疫血液学検査

検査コード 1293-000000
JLAC10 5H020-0000-019-101-14 
検体量 全血 2.0mL  採取容器 B
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 カラム凝集法および試験管法  基準値    
実施料 24点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 Rh(D)血液型 

検体取扱・備考

[留意事項]
・全血のまま採血当日中にご出検ください。
・一般的に1歳未満(新生児・乳児)のABO式血液型裏試験では本来あるべき抗体(抗A、抗B)の産生が不十分とされています。また、年々抗体価が低下傾向にあることから、1歳未満のABO式血液型は表試験のみの実施とさせていただきます。
・毛細管でのご依頼につきましては、表試験のみによる報告とさせていただきます。
・依頼される場合は、必ず生年月日を検査依頼書にご記入ください。

臨床的意義

・Rh式血液型では、40種類にも及ぶ抗原が同定されていますが、このうち最も抗原性が強く重要なのがRh(D)です。
・Rh(D)式血液型は赤血球膜上のD抗原の有無によって、Rh陽性とRh陰性に分けられます。
・抗原性が非常に弱く通常の検査では、ほとんど反応しない、あるいは全く反応しない場合があり、これらには弱いRh陽性やDuと呼ばれるものが含まれます。

異常値を示す主な疾患・状態

血液型判定

保険点数

注 釈 輸血に伴って行った患者の血液型検査(ABO式及びRh式)の費用として所定点数に48点を加算する。
輸血料の加算点数として算定する場合は、不規則抗体検査の費用として検査回数にかかわらず1月につき所定点数に200点を加算する。ただし、頻回に輸血を行う場合にあっては、1週間に1回を限度として、所定点数に200点を加算する。上記の「頻回に輸血に行う場合」とは、週1回以上、当該月で3週以上にわたり行われるものである。