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コクサッキーウイルス抗体A群 9型 【NT法】 髄液
Coxackie virus group A type9 antibody , CSF
分類 | 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス) |
検査コード | 1635-000000 |
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JLAC10 | 5F289-1430-041-151-05 |
検体量 | 髄液 0.3mL | 採取容器 | U2 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 9~17 |
検査方法 | NT法 | 基準値 |
1 未満
倍 |
実施料 | 79点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(1項目当たり)(コクサッキーウイルス) |
検体取扱・備考
コクサッキーウイルス抗体検査一覧は別表をご参照ください。
参考資料
臨床的意義
・コクサッキーウイルスはその病原性の違いから、A群とB群に分類され、A群の血清型は1~22、24型、B群は1~6型に分類されています。
・A群は、夏季、小児におけるヘルパンギーナ(夏風邪の一種)、上気道感染を起こします。
・その他、麻痺ポリオ症状、無菌性髄膜炎、ギラン・バレー症候群、発疹性疾患、気道麻痺など多様です。
・手足口病はコクサッキーA16 型またはエンテロウイルス71型による大流行を起こすことがあります。
・B群は、夏季、幼児に流行性の無菌性髄膜炎、夏風邪、熱性疾患、麻痺、あるいは気道性疾患を起こします。
・また、B群による心筋炎は、特に乳幼児の場合、致死的なこともあり注意を要します。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:手足口病(A10、16)、ヘルパンギーナ(A群)、急性リンパ結節性咽頭炎(A10)、無菌性髄膜炎、心筋炎(B群)など
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)は、治療上必要な場合に行うものとし、次に揚げるものを当該検査の対象とする。 アデノウイルス コクサッキーウイルス サイトメガロウイルス EBウイルス エコーウイルス ヘルペスウイルス インフルエンザウイルスA型 インフルエンザウイルスB型 ムンプスウイルス パラインフルエンザウイルスI型 パラインフルエンザウイルスII型 パラインフルエンザウイルスIII型 ポリオウイルスI型 ポリオウイルスII型 ポリオウイルスIII型 RSウイルス 風疹ウイルス 麻疹ウイルス 日本脳炎ウイルス オーム病クラミジア 水痘・帯状疱疹ウイルス ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)に当たって、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても、所定点数のみを算定する。 同一検体についてウイルス抗体価の測定を行った場合は、8項目を限度として算定する。 |
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