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アデノウイルス抗体 11型 【NT法】 髄液
adenovirus type11 antibody, CSF
分類 | 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス) |
検査コード | 1751-000000 |
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JLAC10 | 5F161-1430-041-151-05 |
検体量 | 髄液 0.5mL | 採取容器 | U2 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 9~17 |
検査方法 | NT法 | 基準値 |
1 未満
倍 |
実施料 | 79点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(1項目当たり)(アデノウイルス) |
検体取扱・備考
アデノウイルス抗体検査一覧は別表をご参照ください。
参考資料
臨床的意義
・アデノウイルスには、40以上の血清型があり、潜伏期間は5~7日、主として上気道感染症や結膜炎、胃腸炎などの原因となります。
・一般的には局所の感染を起こし、また不顕性感染になりやすいという特徴があります。
・さらに、このウイルスに一旦感染すると型特異的な免疫が持続します。
・上気道炎は、3、2、1、5型が多く、結膜炎は3、4、8、37、19型が多く、3、4型は夏に流行します。
・本検査はアデノウイルスに対する抗体をNT法(型特異的)を利用して検出するものです。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:無菌性髄膜炎、熱性咽頭炎、咽頭結膜熱、急性気道疾患、ウイルス性肺炎、急性濾胞性結膜炎、流行性角結膜炎、腸重積症、出血性膀胱炎、発疹症
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)は、治療上必要な場合に行うものとし、次に揚げるものを当該検査の対象とする。 アデノウイルス コクサッキーウイルス サイトメガロウイルス EBウイルス エコーウイルス ヘルペスウイルス インフルエンザウイルスA型 インフルエンザウイルスB型 ムンプスウイルス パラインフルエンザウイルスI型 パラインフルエンザウイルスII型 パラインフルエンザウイルスIII型 ポリオウイルスI型 ポリオウイルスII型 ポリオウイルスIII型 RSウイルス 風疹ウイルス 麻疹ウイルス 日本脳炎ウイルス オーム病クラミジア 水痘・帯状疱疹ウイルス ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)に当たって、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても、所定点数のみを算定する。 同一検体についてウイルス抗体価の測定を行った場合は、8項目を限度として算定する。 |
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