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日本脳炎ウイルス抗体  【CF法】 髄液

Japanese encephalitis virus antibody, CSF 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス)

検査コード 1805-000000
JLAC10 5F385-1430-041-141-05 
検体量 髄液 0.5mL  採取容器 U2
保存条件 冷蔵  所要日数 4~8 
検査方法 CF法  基準値 1 未満    
実施料 79点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(1項目当たり)(日本脳炎ウイルス) 

参考資料

臨床的意義

・日本脳炎は、ヒトにおける感染者の大部分は不顕性感染ですが、発症すると高熱・頭痛・意識障害を三大主徴とする急性脳炎となり、致命率(25~50%)は高く、回復者も約半数で精神・神経障害を伴う後遺症が認められます。
・本検査は、日本脳炎ウイルスに対する抗体をCF法を利用して測定する血清学的検査です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:日本脳炎

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)は、治療上必要な場合に行うものとし、次に揚げるものを当該検査の対象とする。

アデノウイルス コクサッキーウイルス サイトメガロウイルス EBウイルス エコーウイルス ヘルペスウイルス インフルエンザウイルスA型 インフルエンザウイルスB型 ムンプスウイルス パラインフルエンザウイルスI型 パラインフルエンザウイルスII型 パラインフルエンザウイルスIII型 ポリオウイルスI型 ポリオウイルスII型 ポリオウイルスIII型 RSウイルス 風疹ウイルス 麻疹ウイルス 日本脳炎ウイルス オーム病クラミジア 水痘・帯状疱疹ウイルス

ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)に当たって、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても、所定点数のみを算定する。

同一検体についてウイルス抗体価の測定を行った場合は、8項目を限度として算定する。