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血液一般検査 ヘモグロビン量(Hb)

hemoglobin 

分類 血液学的検査 - 血球計数

検査コード 1881-000000
JLAC10 2A030-0000-019-309-01 
検体量 全血 2.0mL  採取容器 B
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 SLS-Hb法  基準値 男:13.5~17.6
女:11.3~15.2    
g/dL
実施料 21点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 末梢血液一般検査 

検体取扱・備考

[検体取扱い上の注意]
採血当日中にご出検ください。凍結保存しないでください。

臨床的意義

・末梢血液一般検査の一つで、末梢血液100mL(1dL)中に含まれるヘモグロビン量をいいます。
・赤血球が赤いのはヘモグロビン(Hb)によるものであり、赤血球中にはHbが飽和に近い状態で存在しています。
・正常人の赤血球中に含有されるHbは同一種類ではなく、約93%の成人Hb(HbA1:約90%、HbA2:約3%)、約1%の胎児Hb(HbF)、約4%のHbA1 のβ鎖のN末端にグルコースを結合しているHbA1cとを含んでいます。
・Hbは、貧血や赤血球増加症の判定に用います。一般には、同時に測定されている赤血球数、ヘマトクリット値、赤血球指数(MCV、MCH、MCHC)を参考にして、総合的に判断します。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:脱水、赤血球増加症(真性赤血球増加症、二次性赤血球増加症(新生児、高地居住者、先天性心疾患チアノーゼ群、慢性肺疾患、エリスロポエチン産生腫瘍))
・異常低値:水血症、各種の貧血

検査値に影響を及ぼす要因

特になし

保険点数

注 釈 末梢血液一般検査は、赤血球数、白血球数、血色素測定(Hb)、ヘマトクリット値(Ht)、血小板数の全部又は一部を行った場合に算定する。
管理料,他 手術前医学管理料   手術後医学管理料   慢性維持透析患者外来医学管理料