臨床検査項目の検索結果
骨髄像
myelogram
分類 | 血液学的検査 - 形態学的検査 |
検査コード | 1955-000000 |
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JLAC10 | 2A170-0000-049-310-49 |
検体量 | 塗沫標本 5~6枚 | 採取容器 | R |
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保存条件 | 常温 | 所要日数 | 3~8 |
検査方法 | 小宮分類法(May-Gimsa重染色法) | 基準値 | 基準値関連 |
実施料 | 788点 | 判断料 | 血液学的検査(125点) |
保険収載名 | 骨髄像 |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
骨髄像検査依頼書を用意しておりますので、検体と併せてご提出ください。
標本は冷蔵不可。
診断書付きの場合、所要日数は1~3週間を要します。(検査コード:1954)
臨床的意義
・骨髄像は、骨髄穿刺液を形態学的に検査するもので、末梢血液所見と対比することにより、種々の血液疾患の診断を確定する上で重要な検査です。
・骨髄像の検査により主に造血障害と造血器腫瘍の診断が可能となります。
・特に、末梢血液像と対比して観察することにより血球の新生、成熟、末梢血への遊出の状態を明らかにし、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、顆粒球減少症、白血病、多発性骨髄腫、悪性腫瘍の骨転移などの確定診断に重要な所見を与えます。
異常値を示す主な疾患・状態
・成熟障害:無顆粒球症、急性白血病、巨赤芽球性貧血など
・低形成:再生不良性貧血、悪性腫瘍の骨転移、多発性骨髄腫
・正~過形成
末梢血で汎血球減少:骨髄異形成症候群、脾機能亢進など
末梢血で赤血球減少:溶血性貧血
末梢血で血小板減少:特発性血小板減少症
末梢血で赤血球または白血球増加:続発性多血症、類白血病反応
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | 骨髄像と特殊染色を併せて行った場合は、特殊染色加算として、特殊染色ごとにそれぞれ60点を所定点数に加算する。 |
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