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末梢血液像 特殊染色:PAS染色
periodic acid-schiff stain
分類 | 血液学的検査 - 末梢血液像・骨髄像特殊染色 |
検査コード | 1963-000000 |
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JLAC10 | 2A200-0000-034-477-49 |
検体量 | 未固定標本 2~3枚 | 採取容器 | R |
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保存条件 | 常温 | 所要日数 | 3~8 |
検査方法 | 過ヨウ素酸シッフ染色法 | 基準値 | |
実施料 | 37点 | 判断料 | 血液学的検査(125点) |
保険収載名 | 末梢血液像(鏡検法) 特殊染色加算 |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
標本染色のみ実施。
新鮮血にて標本作製(風乾)。
標本は冷蔵不可。
診断書付きの場合、所要日数は1~3週間を要します。(検査コード:1954)
参考資料
臨床的意義
・グリコーゲン(単純多糖類)、ムチン(中性粘液多糖類)、酸性粘液多糖類、糖蛋白、糖脂質、アミロイドなどが染色され、特定物質を証明するものではありません。
・急性リンパ球白血病(ALL)と赤白血病の鑑別補助に用いられることがあります。
異常値を示す主な疾患・状態
・高値を示す主な疾患・状態:
・リンパ芽球の陽性率:急性リンパ性白血病(ALL)
・骨髄芽球の陽性率:急性骨髄性白血病(AML とくにM1)
・単芽球の陽性率:急性骨髄性白血病(AML とくにM5a)
・赤芽球の陽性化:赤白血病(M6),赤血病,サラセミア,再生不良性貧血,巨赤芽球性貧血,骨髄線維症,鉄欠乏性貧血,骨髄異形成症候群(MDS)
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | 末梢血液像(鏡検法)と特殊染色を併せて行った場合は、特殊染色加算として、特殊染色ごとにそれぞれ37点を所定点数に加算する。 |
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