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D-Dダイマー 定性
FDP-D dimer, qualitative
分類 | 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査 |
検査コード | 1992-000000 |
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JLAC10 | 2B140-0000-022-116-11 |
検体量 | 血漿 0.2mL | 採取容器 | C |
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保存条件 | 凍結 | 所要日数 | 2~4 |
検査方法 | ラテックス凝集反応 | 基準値 |
200 未満
ng/mL |
実施料 | 121点 | 判断料 | 血液学的検査(125点) |
保険収載名 | Dダイマー定性 |
検体取扱・備考
[検体取扱い上の注意]
・採血後1時間以内に、遠心機の温度設定を18℃~25℃とし、遠心力と遠心時間は1500xgで15分以上または2000xgで10分以上遠心分離し、血漿を凍結してご提出ください。
凍結保存は-40℃以下で、家庭用冷蔵冷凍庫は使用しないでください。
・採血時の組織液混入により、まれに高値を示します。
臨床的意義
・D-Dダイマーは、線溶現象により分解された安定化フィブリンのプラスミン分解産物です。
・D-Dダイマー分画の優位な増加は安定化フィブリンの分解によってのみ生じるため、二次線溶の亢進(血栓症や凝固亢進状態が先行して起こり、安定化フィブリンが形成された後で線溶系の活性化が起きていること)を把握することができます。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:播種性血管内凝固症候群(DIC)、血栓症、凝固亢進状態、大動脈瘤、線溶療法時、手術後、妊娠中
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
包括など | 血液学的検査〔出血・凝固検査〕包括 |
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