臨床検査項目の検索結果
フォンウィルブランド因子抗原量
coagulation factor VIII antigen (von Willebrand factor antigen)
分類 | 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査 |
検査コード | 2007-000000 |
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JLAC10 | 2B450-0000-022-062-01 |
検体量 | 血漿 0.4mL | 採取容器 | C |
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保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 3~8 |
検査方法 | ラテックス凝集法 | 基準値 |
O型:42.0~140.8 % A型・B型・AB型:66.1~176.3 % % |
実施料 | 147点 | 判断料 | 血液学的検査(125点) |
保険収載名 | von Willebrand因子(VWF)抗原 |
検体取扱・備考
[検体取扱い上の注意]
・採血後1時間以内に、遠心機の温度設定を18℃~25℃とし、遠心力と遠心時間は1500xgで15分以上または2000xgで10分以上遠心分離し、血漿を凍結してご提出ください。
凍結保存は-40℃以下で、家庭用冷蔵冷凍庫は使用しないでください。
臨床的意義
・第Ⅷ因子様抗原(フォン・ヴィレブランド因子抗原)は、損傷を受けた血管内皮細胞下組織に、血小板が粘着・凝集する際に両者を接着させる分子糊として働く血漿蛋白です。
・また、凝固第Ⅷ因子安定化のキャリア蛋白として働きます。
・本検査は止血機能検査のひとつです。
・先天性の止血異常としては最も頻度が高いvon illebrand 病の診断や、血小板機能異常や、第Ⅷ因子低下時の鑑別診断・病態評価に用いられます。
・第Ⅷ因子様抗原の抗原量を測定します。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:腎疾患(紫斑病性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎炎など)、川崎病急性期、慢性肝炎、非代償性肝硬変、デスモプレシン投与、運動負荷、妊娠
・異常低値:von Willebrand 病
検査値に影響を及ぼす要因
・血液型O 型の場合、生理的に25~35%低値を示すため、血液型を考慮して判定
保険点数
包括など | 血液学的検査〔出血・凝固検査〕包括 |
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