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血小板第4因子(PF4)

platlet factor 4 

分類 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査

検査コード 2015-000000
JLAC10 2B620-0000-022-023-01 
検体量 乏血小板血漿 0.6mL  採取容器 E6
保存条件 必凍  所要日数 4~8 
検査方法 EIA法  基準値 20.0 以下    
ng/mL
実施料 173点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 血小板第4因子(PF4) 

検体取扱・備考

検体の採取方法および提出方法は別表をご参照ください。

臨床的意義

・血小板第4因子(PF4)は、血小板の顆粒中に含まれる血小板固有蛋白で、抗ヘパリン作用を有します。
・血液中で凝固亢進が起こり、トロンビンなどが生成されると、血小板は活性化されてPF4が血小板から放出されます。
・血漿中のPF4の増加は、凝固亢進状態、血栓症、播種性血管内凝固症候群(DIC)などの病態で見られるので、これらの検出のために測定されます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:播種性血管内凝固症候群(DIC)、脳血栓(特に急性期)、糖尿病、心筋梗塞、深部静脈血腫、骨髄増殖性疾患、膠原病、腎不全
・異常低値:血小板減少症、抗血小板療法中

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数