臨床検査項目の検索結果
プロテインC活性
protein C activity
分類 | 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査 |
検査コード | 2017-000000 |
---|---|---|---|
JLAC10 | 2B700-0000-022-315-31 |
検体量 | 血漿 0.3mL | 採取容器 | C |
---|---|---|---|
保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | 合成基質法 | 基準値 |
70~140
% |
実施料 | 227点 | 判断料 | 血液学的検査(125点) |
保険収載名 | プロテインC活性 |
検体取扱・備考
[検体取扱い上の注意]
採血後1時間以内に、遠心機の温度設定を18℃~25℃とし、遠心力と遠心時間は1500xgで15分以上または2000xgで10分以上遠心分離し、血漿を凍結してご提出ください。
凍結保存は-40℃以下で、家庭用冷蔵冷凍庫は使用しないでください。
臨床的意義
・プロテインCは、ビタミンK依存性に肝で合成され、トロンビンにより活性化されて、活性化プロテインCとなります。
・プロテインC抗原量はプロテインCの量的異常を、プロテインC活性はプロテインCの質的異常を調べるために検査します。
・プロテインCは、アンチトロンビンとならび重要な生理的凝固調節因子であり、その低下や欠損はさまざまな静脈性血栓症や新生児電撃性紫斑病を引き起こします。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常低値:先天性プロテインC欠乏症(タイプⅠ欠損症)や分子異常症(タイプⅡ欠損症)、肝細胞障害、抗ビタミンK製剤投与、胆道系疾患、抗生物質長期投与、播種性血管内凝固症候群(DIC)、新生児期
保険点数
包括など | 血液学的検査〔出血・凝固検査〕包括 |
---|