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卵胞刺激ホルモン(FSH)

follicle stimulating hormone 

分類 内分泌学的検査 - 下垂体機能検査

検査コード 2376-000000
JLAC10 4A035-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ECLIA法  基準値 男:1.5~12.4
女:卵胞期: 3.5~ 12.5
  排卵期: 4.7~ 21.5
  黄体期: 1.7~ 7.7
  閉経期:25.8~134.8    
mIU/mL
実施料 105点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 卵胞刺激ホルモン(FSH) 

検体取扱・備考

[出検時の注意]
1)性別(性周期)を検査依頼書に明記してください。
2)負荷試験の場合は、検査依頼書に負荷時間を明記してください。

臨床的意義

・黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンは、ともに下垂体前葉から分泌される性腺ホルモンです。
・男性では、精巣に働き、テストステロンとインヒビンの分泌を、女性では、卵巣に働き、エストロゲンとプロゲステロンを分泌させます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:精巣機能低下症、卵巣性無月経、多嚢胞卵巣症候群(LHは持続的高値、FSHは正常レベル)、Turner 症候群、Klinefelter 症候群
・異常低値:下垂体性精巣機能低下症、視床下部性精巣機能低下症、視床下部性無月経、下垂体機能低下症、Kallman 症候群、神経性食欲不振症

検査値に影響を及ぼす要因

・閉経前の女性には、性周期による変動あり

保険点数