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カルシトニン(CT)

calcitonin 

分類 内分泌学的検査 - 副甲状腺・骨代謝関連検査

検査コード 2402-000000
JLAC10 4C035-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 必凍  所要日数 3~6 
検査方法 ECLIA法  基準値 男:5.15 以下
女:3.91 以下    
pg/mL
実施料 130点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 カルシトニン 

検体取扱・備考

[留意事項]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。

臨床的意義

・カルシトニンは、甲状腺C細胞由来のペプチドホルモンです。
・血中カルシウム濃度上昇に伴い分泌され、血中カルシウム濃度低下、破骨細胞の不活性化による骨吸収の抑制作用を有します。
・甲状腺髄様がんの診断ならびに治療効果の判定など腫瘍マーカーとしての有用性が認められています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:甲状腺髄様癌、各種悪性腫瘍
・異常低値:甲状腺全摘

検査値に影響を及ぼす要因

・慢性腎不全で高値傾向

保険点数