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CA602
carbohydrate antigen 602
| 分類 | 腫瘍関連検査 － 腫瘍関連検査 |
検査コード | 2564-000000 |
|---|---|---|---|
| JLAC10 | 5D103-0000-023-023-01 |
| 検体量 | 血清 0．6mL | 採取容器 | A1 |
|---|---|---|---|
| 保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3～7 |
| 検査方法 | EIA法 | 基準値 |
63．0 以下
U／mL |
| 実施料 | 190点 | 判断料 | 生化学的検査（Ⅱ）（144点） |
| 保険収載名 | ＣＡ６０２ | ||
参考資料
臨床的意義
・CA602 は、卵巣漿液性嚢胞腺癌で92％、類内膜癌で80％と高い陽性率を示します。
・粘液性嚢胞腺癌では感受性が低く38％です。
・組み合わせ検査としてＣＡ54／61とＣＡ602 を併用することにより漿液性嚢胞腺癌の陽性率をより向上させることができます。
・月経時、卵胞期前半、妊娠初期で高値を示すことがあるので、異常値を認めた場合は、患者の状態を確認する必要があります。
異常値を示す主な疾患・状態
・陽性：卵巣癌：特に漿液性嚢胞腺癌（92％）、類内膜癌（80％）
・偽陽性：卵巣良性腫瘍（28％）、卵巣類内膜嚢腫（72％）
検査値に影響を及ぼす要因
・月経時、卵胞期前半、妊娠初期で高値傾向
保険点数
| 注 釈 | ＣＡ125及びＣＡ602を併せて測定した場合は、主たるもののみ算定する。 悪性腫瘍の診断が確定した場合であっても、次に掲げる場合においては、B001特定疾患治療管理料の「3」悪性腫瘍特異物質治療管理料とは別に腫瘍マーカーの検査料を算定できる。 子宮内膜症の診断又は治療効果判定を目的としてＣＡ125又はＣＡ602 を行った場合（診断又は治療前及び治療後の各１回に限る。） 1つを特定疾患治療管理料の悪性腫瘍特異物質治療管理料の項目とし、他の1つの検査を腫瘍マーカーの項目として算定することはできず、いずれか一方のみ算定する。 |
|---|---|
| 包括など | 生化学的検査（ＩＩ）〔腫瘍マーカー〕包括 |
| 管理料,他 | 悪性腫瘍特異物質治療管理料 |