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プロゲステロン
progesteron
分類 | 内分泌学的検査 - 性腺・胎盤機能検査 |
検査コード | 2592-000000 |
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JLAC10 | 4F045-0000-023-053-01 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | ECLIA法 | 基準値 |
非妊婦 卵胞期:0.3 以下 排卵期:5.7 以下 黄体期:2.1~24.2 閉経期:0.3 以下 男 :0.2 以下 ng/mL |
実施料 | 143点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | プロゲステロン |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
検査依頼書に性別(性周期または妊娠週数)を明記してください。
[検体採取上の注意]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。
臨床的意義
・プロゲステロンは、主に卵巣の黄体および胎盤より産生されるステロイドホルモンです。
・月経周期を有する女性では、卵胞期の血中濃度は低く、排卵後黄体の形成に伴って急上昇します。
・妊娠が成立しない周期では、黄体の退縮に伴い血中濃度は低下し月経となります。
・妊娠が成立すると黄体は妊娠黄体となり、プロゲステロン産生は維持されるため、血中濃度は高値のまま維持され、やがて妊娠10 週前後で、その主要な産生部位は胎盤に移行します。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:先天性副腎過形成、Cushing 症候群
・異常低値:Addison 病、間脳・下垂体機能不全、卵巣機能不全、無月経、無排卵
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし