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HCG定量(ヒト絨毛性ゴナドトロピン定量) 血清

human chorionic gonadotropin, quantitative, serum 

分類 内分泌学的検査 - 性腺・胎盤機能検査

検査コード 2613-000000
JLAC10 4F080-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ECLIA法  基準値   基準値関連  
実施料 130点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)定量 

検体取扱・備考

[出検時の注意]
妊婦の場合は、検査依頼書に妊娠週数を明記してください。

臨床的意義

・HCGは、受精卵が着床し発育すると、その絨毛組織から大量に分泌され、妊娠初期の卵巣黄体を刺激してプロゲステロン産生を高めます。
・妊娠維持に重要なホルモンです。
・正常妊娠では、排卵後10~14 日目で母体血中および尿中に検出され、以降急激に上昇し妊娠9~13 週で1~10 万mIU/mLに達し、その後暫減していきます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:妊娠、絨毛性疾患(胞状奇胎、絨毛癌など)、多胎妊娠、異所性HCG産生腫瘍
・異常低値:流産、子宮外妊娠

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 ヒト絨毛性ゴナドトロピン-βサブユニット(HCG-β)は、HCG産生腫瘍患者に対して測定した場合のみ算定できる。なお、ヒト絨毛性ゴナドトロピン-βサブユニット(HCG-β)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)定性又はヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)定量又はヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)半定量を併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。

包括など 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括